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サービス・事例

2025.4.16

社内で改善が浸透しない理由とは?業務改善・DXを成功に導く鍵は“見える化”と”心理的ハードル”

2025.4.16

企業において業務改善やDXを推進するには、社員一人ひとりの行動と意識の変化が不可欠です。しかし、実際には「社内改善がなかなか進まない」「社員が業務の見える化に抵抗を示す」といった課題に直面する企業が多く存在します。今回は、改善活動を文化として根付かせ続ける弊社の社内事例を交えながら、社員の心理的ハードルを下げるアプローチや評価制度、雇用不安への配慮など、業務改善・社内改善・DXを持続可能にするためのポイントをお伝えします。

■改善のポイント
・経営トップの意志と継続した発信が、取り組みの出発点
・「改善」という言葉がプレッシャーになることがある
・「見える化」による社員の心理的抵抗(やり方を変えたくない、評価が怖い)を理解する
・言葉の置き換え(変革、イノベーション)でハードルを下げる
・改善行動と結果を評価制度に組み込み、正当に評価する

■改善できた課題
・社員が「業務改善=仕事の負担増」「自分のやり方を否定される」「仕事が無くなる」と感じ、非協力的だった
・属人化した業務がブラックボックス化し、改善が進まなかった
・改善の成果が可視化されず、評価にもつながらなかった

■解決アプローチ
・「改善」ではなく「より働きやすくするための工夫」「仕事の見える化」と伝えることで、社員の心のハードルを下げた
・例外を作らず、60代の労務担当者、財務会計担当者も自ら業務を開示し、改善に取り組む姿勢を社内で共有
・業務の見える化、改善実行を目標に設定し、定量評価
・改善後に担ってもらう新たな仕事や役割を明示し、雇用の安心感を確保

■解決した結果
・社員が安心して業務の見える化に協力するようになった
・改善活動が日常業務の一部として定着し、「自分ごと化」「当たり前」になった
・改善の効果として業務効率化や時間削減として結果が出た
・人員配置を適正化し、改善後に人を増やさず新事業立ち上げができた

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