
全3回で、DX成功のチェックリストをお伝えします。
第2回、「進め方編」です。
製造業の現場において、DXがうまくいかないケースの多くは、「どのように進めるか」が曖昧なまま、
ITツールだけを導入してしまっていることに原因があります。
DXの成功には、現場に合った段階的な導入方法と、試行錯誤の姿勢が不可欠です。
製造業におけるDXの「正しい進め方」を、チェックリスト形式で解説します。
※DXとは、局所的なデジタルツールの活用を指すのではなく、
デジタル技術を採用した根本的なビジネスモデルの変換を指します。
☑DXの目的が「ITツールの導入」にすり替わっていない
・DXの目的が「業務を改善すること」ではなく、「システムを入れること」になっていないか確認が必要です
・業務の棚卸しや課題整理をせず、ツールだけ導入しても定着せずに終わるリスクがあります
・そもそもその業務が必要なのか?という視点で業務全体を見直すことが、成功の第一歩になります
☑まずは小さく試して、改善を重ねながら進めている
・一気に全社展開を目指すと、現場の混乱や反発を招く恐れがあります
・小規模なチームや一部業務からスタートし、フィードバックをもとに改善しながら広げていく進め方が、失敗しにくい方法です
・「いきなり全体に適用」ではなく、「試してから広げる」が重要です
☑ツール選定の前に、業務フローの整理と見直しを行っている
・業務の中身が整理されていないままツールを入れると、「現場で使えないシステム」になります
・特に製造業では、現場ごとに異なる作業があるため、業務フローの見える化が不可欠です
・「ツール導入ありき」ではなく、「業務に合わせた設計」であることが大前提です
☑データを活用する文化を育てている
・業務判断が経験や勘に偏りすぎていないか、見直すことが必要です
・現場で収集される情報(作業時間、稼働率、不良率など)を活かすことで、改善の質が変わります
・最初から高度な分析を目指す必要はありません。まずは「見える化」から始め、データを判断に使う文化を育てることが大切です
DXの進め方でつまずくと、現場からの反発や、形だけの導入になってしまい、「DXに失敗した」という結果になりかねません。
成功するためには、自社の業務を理解し、小さく試し、改善しながら進めるという“方法”が最も効果的です。
進め方が間違っていると、組織づくりがどれだけ正しくても、DXは定着しません。
逆に、適切な進め方ができていれば、徐々に成果が見え、現場からの協力も得やすくなります。
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